我が国世帯における世代間移転と資産格差:裕福な世帯ほど親からより多くの資産移転を受けている。

http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis290/e_dis284.pdf
濱秋純哉(内閣府経済社会総合研究所)、堀雅博(内閣府経済社会総合研究所一橋大学経済研究教授)、村田啓子(内閣府経済社会総合研究所首都大学東京大学院社会科研究教授
内閣府経済社会総合研究所実施『家族関係,就労,退職金及び教育資産の世代間移転に関する世帯アンケート調査』を用いて世代間移転が世帯間の資産格差にどのような影響を与えるかを定量的に評価した。資産移転の受取額と受取世帯の経済力の関係を推定。この際にトービット,区間回帰,順序プロビットの三つの手法を用いた。いずれの手法を用いても裕福な世帯ほど親からより多くの資産移転を受けており世代間移転によって格差が拡大する恐れがあることが分かった。